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田舎の食堂

田舎そばの魅力
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割子セット(割子そば三枚、おかず5品、漬物、ご飯)

先日、旧吉田村(吉田町と呼ぶのは未だになじまない気がします)のある食堂に行きました。
手打ちそばでも有名なお店です。おばちゃん一人で切り盛りしておられます。
早速、割子そばを注文しましたが、おばちゃんが予約分と思われる定食用の手料理を盛り付けている品を見て心を惹かれました。これを食べないと後悔すると思い「そばセット」に変更してもらいました。
待っている間に、メニューをあらためて見ると、割子そば600円 割子そばセット800円となっています。+200円だからそんなにおかずは付かないのかなと思いきや、料理を運んでこられたのを見てビックリ。数々の品のおかずと、大盛のごはん。自分で作った野菜、山で採れた野草、蕗などを上手に煮たり炒めたりして、田舎の味、おばちゃんの味を見事に醸し出していました。
ごはんも地元の米です。そばにご飯まで大盛。多いかなと思っていましたが米の味の良さもありすっと胃袋に入りました。お代わりしませんかとまで言ってくださいました。後から出された自家製の漬物でお代わり出来そうな気にもなりました。
私は普段、そば屋ではそば以外のものは食べませんが、そば通ぶるのはこの店では意味の無いことだと感じました。

そういえば、そばの話をしていませんでした。
そばは太めで軟らかく、おばちゃんのつくる「素朴な田舎そば」という感じで、優しさが直接伝わってくる感じです。だしはすっきりしたシンプルなだしです。どうもそばをゆでてからおかずを作られたようです。でもそんなことは問題ではありません。おばちゃん手作りで吉田村の風土を感じさせてくれるそばはここでしか食べられないのです。
そば打ち名人の作るそばとは方向性が180度異なるそばです。田舎のおばちゃんの打ったそばは美味しいとよく聞きます。そば名人にはこの素朴な味、やさしさは決して出せないと思います。そばのウンチクなどなんの役にもたたないと思えるそばでした。それだけ、強く郷土を感じさせるお店、料理、そばなのです。
「たかがそば」のほうが田舎には似合います。
他所から訪れた人に、その土地をより理解し満足してもらうには、季節毎にその土地で取れた食材を使った地元の人が普段から食べている何気ないおかずが一番心に残るのではないかと思いました。

でも、おばちゃん、今度は茹でたてのそば食べさせてね。

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