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大社そば

先日のゴールデンウイーク期間中に出雲大社へたくさんの人が訪れました。
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「平成の大遷宮」として約60年ぶりに一般公開されている本殿を拝観しようと、全国から多くの観光客も訪れ、周辺の旅館や土産品店、そば屋が例年にない賑わいを見せていました。まさに「遷宮効果」と言えます。
大社町内にそば屋は約15件もあります。ほとんどのお店が「手打ちそば」です。大社地方のそばを総称して「大社そば」と名づけ、その特徴を紹介したいと思います。
大社町というのは出雲大社の門前町で、よそから多勢の参詣客が来るところでした。よって、出雲大社の街道筋や参道近くにそば屋が集中し、参拝客相手に商いをしていたようです。割子そばのルーツは参拝客向けの使い捨ての道中弁当であったという説があります。
「大社そば」の特徴はだしにあります。煮干の「どうめいわし(うるめいわし)」を用いてだしをとるお店が多く、独特の甘い香りがします。良質な煮干で丁寧にはらわたを除いてだしを作れば魚臭くなく上品な味に仕上がります。江戸前及び松江周辺と比べればだしの濃度が薄くさらっとした感じです。そば猪口でざるそばのようにして食べるときにはこのだしでは物足りないことでしょう。
割子そばを食べるときは、他の地域のだしより少し多めにかけて食べることをお勧めします。また、地元では出前を注文することが多く、配達中に乾燥しやすいため、時間が経ってからは薄めのだしを多めにかけてほぐして食べるのです。昔のそばを弁当として食べていた時代もやや薄めのだしだったのではないかと想像します。
大社では冠婚葬祭、盆、暮れ、正月と家に人の集まるときには、たくさん出前そばをとり、お客さんをもてなします。
肝心のそば切りは、概していえば太さは中~細で、以前は少し軟らかめに茹でて食べやすいそばに仕上げているお店が多かったように思います。現代人は麺好きとなり「こしのあるそば」を求める人が多くなったせいか、硬めのそばに変化している老舗も増えました。お店の伝統、コンセプトを守りつつ、お客様の好みの変化、時代の変化に対応していくことが大切ではないかと思います。

大社町内のそば店はそれぞれに違う特徴があり、地元に愛されているそば屋、観光客が多いそば屋と上手くすみ分けがされています。私は観光客があまりいない平日に限り行くお店もあります。出雲大社から歩いていける範囲にほとんどのそば屋がありますので、目指したお店が行列でたくさん待つことになりそうなら、ガイドブック等を参考にされて他のそば屋を見つけてください。自分のお気に入りのそば屋を発見できるかも知れません。

大社のお店ガイド
http://www.kankou-taisha.jp/aji/soba.htm


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