岩海苔そば

岩海苔そば
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大社 きずき (十六島産 岩海苔そば)
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(隠岐白島産 岩海苔)

岩海苔(いわのり)とは、海苔と呼ばれる食用藻類のうち、岩場に自生している天然のもの及びその加工品の総称です。養殖海苔を「岩海苔」という表示をするのは間違いです。1980年代から、日本では景品表示法の適用上で表示が厳密化され、岩礁に自生しているもの以外の商品については「岩海苔」と表示できなくなっています。
天然海苔の利用は古墳時代には始まっており、特に、出雲国など西日本の日本海側が、早くから重要産地でした。島根県は全国有数の岩海苔の産地で、特に十六島(うっぷるい)海苔は有名です。
干潮時に岩の上に露出して自然に日干しになったものを剥ぎ取ったものは、ハギノリと呼ばれ、十六島海苔としてよく販売され、本地方の風習で正月の雑煮には欠かせないものとなっています。岩海苔が養殖海苔と同じように摘み海苔を板状に加工されるようになったのは、大正時代頃からです。その後、岩海苔は、養殖海苔に比べて生産量が少ない、希少価値のある商品として見直されています。
岩海苔と養殖海苔の違いは何といっても、香りの強さと、食感にあります。岩海苔は弾力があり、食べごたえがあります。十六島海苔の板海苔は、上手に干してあるため、柔らかく艶があり、焙ると緑ががってきて香りが出てきます。隠岐の岩海苔は厚めでゴツゴツした感じですが、汁に浸すと食べやすくなります。
そばに合うかといえば、出雲そばのように風味が強いそばとの相性は良いと思います。それぞれの風味を邪魔しないで味わうことができます。岩海苔は手作業なので、生産量が少なく希少なため、「岩海苔そば」が食べられるお店は限定されます。
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これは養殖干し海苔
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