そば屋の箸

P1030880 (500x375)



そば屋の箸は割り箸と決まったものだと思っていたら、最近、「エコ箸」といってプラスチック製の塗り箸を出すお店も増えました。割り箸は環境破壊につながるという意見もありますが、日本の伝統文化の一つなので、そば屋では、割り箸使用を基本として頂きたいものです。
 江戸時代中頃にはすでに割り箸があり、江戸末期にはそば屋で利用されていました。但しこの頃は竹製の引き裂いて使う割り箸でした。日本での割り箸生産は明治時代に樽を製造する際にスギの端材を有効利用して製造されたことに始まっています。
(それ故なのか?出雲で江戸末期から創業の老舗そば店では竹箸です。但し、匂いのキツイことが多く、そばの香りを邪魔するので、私は一度そば湯に浸けてから使っています。)

割り箸の良いところを挙げてみます。
① 潔さ・衛生的 … 割箸はもちろん未使用で、清潔な感じで食事ができる。日本人固有のきれい好きな国民性からも適していると思われる。
② 機能性 … そばを手繰るのに滑らないので最適である。
③ 環境性、利便性 … 塗り箸は繰り返し使うので環境に優しいと思われがちだが、洗剤を使うし、水資源的にいえばマイナスとなる。一度使った箸を洗って出すということは、以外と時間と労力がいる。
④ 観賞性… 自然素材の良さを生かした割箸は日本人の美的感覚に合致する。 

私は未だに、お店で塗り箸を使うことにやや抵抗感をもっています。
また、割り箸には楽しませてくれる別の要素があります。それは、「箸袋」です。お店の思いが伝わってきます。箸袋には様々なものがあり、以前からコレクションをしています。

※追記:割り箸は、国内で消費されている9割が輸入に頼っていて、そのほとんどが中国産です。中国は森林保護制度が無いらしく、森林破壊の論争が起きたことがあります。中国産が多いのは価格の安さにあります.
しかし、コスト高にはなりますが逆の発想で、環境保護のため国産の間伐材から製造される割り箸の使用量が増えることを願っています。国内で森林の放置による木々の密集によって森林環境が悪化するのを防ぐ間伐などを行い、国土保全、CO2を十分に吸収できる森林の形成と国産材の積極的利用を通じた山村活性化に繋がります。

松江方面 箸袋
P1030872 (500x375)
安来~米子方面 箸袋
P1030876 (500x375)


出雲、奥出雲方面 箸袋
P1030878 (500x375)

コメントの投稿

非公開コメント

リンク
QRコード
QR